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nekoTheShadow’s diary

技術ブログとして始めたはずが、読書&愚痴ブログになりました(´・ω・`)

近況報告(+愚痴)。

2-3年ほど前だが、カウンセリングにかかっていたことがある。カウンセラーいわく「自律神経失調症」。当時のわたしは特に理由もなく不安になっては胸が苦しくなるほど心拍数が上がったり、脂汗を滝のようにかいたりしており、それは典型的な自律神経失調症の…

麻耶雄嵩『木製の王子』読了。

木製の王子 (講談社ノベルス)作者: 麻耶雄嵩出版社/メーカー: 講談社発売日: 2000/08メディア: 新書 クリック: 3回この商品を含むブログ (32件) を見る 新本格を随一の異能・麻耶雄嵩が2001年に著した長編作品です。講談社ノベルス版と講談社文庫版があるの…

島田荘司『幽体離脱殺人事件』読了。

幽体離脱殺人事件 (カッパ・ノベルズ)作者: 島田荘司出版社/メーカー: 光文社発売日: 1989/05メディア: 新書この商品を含むブログ (1件) を見る 本作は御手洗潔シリーズと双璧をなす吉敷竹史シリーズの長編。わたしはカッパノベルスバージョンを読みましたが…

エラリー・クイーン『ローマ帽子の謎』読了。

ローマ帽子の謎 (創元推理文庫 104-5)作者: エラリー・クイーン,井上勇出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 1960/12/02メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (26件) を見る エラリー・クイーンの処女作であり、いわゆる「国名シリーズ…

R・チャンドラー『過去ある女――プレイバック――』読了。

過去ある女 プレイバック (小学館文庫)作者: レイモンドチャンドラー,Raymond Chandler,小鷹信光出版社/メーカー: 小学館発売日: 2014/04/08メディア: 文庫この商品を含むブログを見る チャンドラーが長編作家として活動したのは1930年代から50年代にかけて…

謹賀新年&2016年の抱負。

Happy Holiday Seasons! 最近Happy New Yearは政治的正しさの観点からよろしくないと聞いて、さっそく使ってみました。確かにみんながみんな1/1に新年を迎えるわけではないので、これは納得(イスラム教徒とか)。Happy Merry Christmasはまずい(キリスト教以…

高木彬光『人形はなぜ殺される』読了。

人形はなぜ殺される 新装版 高木彬光コレクション (光文社文庫)作者: 高木彬光出版社/メーカー: 光文社発売日: 2006/04/12メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 13回この商品を含むブログ (28件) を見る 高木彬光は戦後本格推理小説界の巨匠であり、多くの名作…

有馬頼義『四万人の目撃者』読了。

四万人の目撃者 日本推理作家協会賞受賞作全集 (10)作者: 有馬頼義出版社/メーカー: 双葉社発売日: 1995/05メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見る 有馬頼義といえば松本清張にならぶ社会派推理作家の双璧ということで、研究書や評論などでその名…

深水黎一郎『最後のトリック』読了。

最後のトリック (河出文庫)作者: 深水黎一郎出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2014/10/07メディア: 文庫この商品を含むブログ (8件) を見る 本格推理小説の歴史とはどのようなものか? それはすなわちチェックリストを埋めていく過程にほかなりません。…

小松左京『復活の日』読了。

復活の日 (ハルキ文庫)作者: 小松左京出版社/メーカー: 角川春樹事務所発売日: 1998/01メディア: 文庫購入: 8人 クリック: 112回この商品を含むブログ (81件) を見る 小松左京の第2長編。わたしが読んだのは角川文庫版ですが、現在は手に入らない模様。書店…

回文数かどうかを判定したい。

書き終わって気が付いたのですが、"palindoromic"ではなくて"palindromic"ですね。文章はおろかソースコードまですべて間違ったつづりになっています……。機会があれば修正します。すみません(´・ω・`) とりわけProject Eulerを解いていると頻繁に要求される…

キース・ピータースン『裁きの街』読了。

裁きの街 (創元推理文庫)作者: キースピータースン,Keith Peterson,芹澤恵出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 1993/01メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見る ジョン・ウェルズ・シリーズの第4作目にして、最終巻です。というか、これ以降続巻が…

ボーヴォワール『他人の血』読了。

他人の血 (新潮文庫 ホ 4-4)作者: ボーヴォワール,佐藤朔出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1956/07メディア: 文庫この商品を含むブログ (4件) を見る フェミニストとして歴史に名を残している作者ですが、サルトルの妻(パートナ?)であったことからも明らかな…

フランソワ・ジョリ『鮮血の音符』読了。

鮮血の音符 (角川文庫)作者: フランソワジョリ,長島良三出版社/メーカー: 角川書店発売日: 1996/03メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見る 本作は作者の第3作品にあたり、権威あるフランス推理小説大賞とローカル賞の受賞作――らしい。 「らしい」…

「ソモスの数列」(でいいのかな?)という数列があるそうです。

いつもどおり(?)インターネットを漂流していると、somos sequence(以下「ソモスの数列」)なるものを見つけました。より詳しいことはここを参照してほしいのですが、わたしなりに簡単に要約してみると――4以上の整数kについて次のような漸化式/数列を考えます…

CodeIQ「『セカンド・イクエイション』問題」に参加しました。

タイトルのとおり、CodeIQの「『セカンド・イクエイション』問題」の掲載期間が終了したということで、わたしの提出コードをさらしておきたいと思います。使用言語はRuby。1回の提出で通った記憶があります(自動採点なので忘れがち)。 アルゴリズムについて…

count関数を作っておおざっぱな計測を実行してみる。

リストの要素を検査して述語が#tを返す要素を数える関数――以下count関数と称する――がscheme/srfi/gaucheにはなさそうだったので、しこしこ実装することになったのですが――その際いくつも方法を思いついたため、どの方法が効率的なのか、おおざっぱに計測して…

素数判定と素数列の列挙。

まずは素数判定 ; 指定された整数が素数かどうかを判定する。戻り値はbool。 ; 注意としては整数以外を指定しないでください。 ; (prime? 2) => #t ; (prime? 4) => #f (define (prime? number) (cond ((< number 2) #f) ; 負の数ならびに1ならば素数ではな…

ヘミングウェイ『日はまた昇る』読了。

日はまた昇る (新潮文庫)作者: ヘミングウェイ,大久保康雄出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1990メディア: 文庫 クリック: 5回この商品を含むブログ (10件) を見る 本作の翻訳は何種類も出ているようですが、わたしが今回読んだのは新潮文庫の旧訳版。訳者は…

「インデックス付きmap」が必要だったので……

Rubyでいうところのmap.with_index、すなわち「インデックス付きmap」がSchemeのソースコードを書いている最中に必要だったので、マクロにより実装しました。 ; procの第1引数にインデックス(0..*)が入るようなmap ; リストは1つ以上指定できるが、ひとつで…

ニコラス・ブレイク『メリー・ウィドウの航海』

メリー・ウィドウの航海 (ハヤカワ・ミステリ文庫 17-3)作者: ニコラス・ブレイク,中村能三出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1978/04メディア: 文庫この商品を含むブログ (2件) を見る 探偵小説を語るうえで「黄金期」といえば、一般に1920-30年代を指しま…

Schemeでsplit!

指定されたデリミタを区切り文字として文字列を分割、リストに格納する関数――いわゆるsplit関数が入用になることがあり、しこしこ書きました。せっかくなのでブログにはりつけておきます。 ; 第2引数の文字集合を区切り文字として、第1引数の文字列を区切り…

CodeIQ「エース・ナンバー」問題に参加しました。

タイトルの通りCodeIQ「エース・ナンバー」問題の掲載期間が終わったとのことで、自分の提出コードをさらしておきます。使用言語はRuby 。自動採点ということもあり記憶があいまいですが、確か一発合格だったような気がします。 詳細についてはねむいので提…

フォークナー『サンクチュアリ』読了。

サンクチュアリ (新潮文庫)作者: フォークナー,加島祥造出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1955/06/01メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 40回この商品を含むブログ (23件) を見る フォークナーといえばアメリカ南部を代表する作家のひとり。とりわけひとつの…

生島治郎『兇悪の眼』読了。

兇悪の眼―特捜刑事会田健 (National Novels)作者: 生島治郎出版社/メーカー: ナショナル出版発売日: 2009/03メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る 以前に警察小説のアンソロジーで知って以来気になっていたシリーズの短編集。以…

夢枕獏『神々の山嶺』読了。

神々の山嶺〈上〉 (集英社文庫)作者: 夢枕獏出版社/メーカー: 集英社発売日: 2000/08メディア: 文庫購入: 14人 クリック: 209回この商品を含むブログ (88件) を見る神々の山嶺〈下〉 (集英社文庫)作者: 夢枕獏出版社/メーカー: 集英社発売日: 2000/08メディ…

ジェームズ・P・ホーガン『創世記機械』読了。

創世記機械 (創元SF文庫)作者: ジェイムズ・P・ホーガン出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2015/03/27メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 本作の作者ジェームズ・P・ホーガンがSFファンだけでなく、ミステリファンたちにもその存在が認知さ…

「ステップ・アップ・サム」問題に挑戦しました。

夏休みが終わってしまうのといまさらの内定ブルーで精神的に死にそう……。 それはさておき、CodeIQの『「ステップ・アップ・サム」問題』が公開期限を終えたということで、わたしの提出したコードをさらしたいと思います。 今回はやや優しめでした――というよ…

大藪春彦『野獣は甦える』読了。

野獣は甦える (カッパ・ノベルス)作者: 大薮春彦出版社/メーカー: 光文社発売日: 1992/12メディア: 新書この商品を含むブログを見る 伊達邦彦シリーズの第5長編……だったかな? というのも伊達邦彦シリーズは短編・中編・長編それぞれが存在し、かつ時系列もば…

スティーブ・ハミルトン『氷の闇を超えて』読了。

氷の闇を越えて〔新版〕 ハヤカワ・ミステリ文庫作者: スティーヴ・ハミルトン,越前敏弥出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2013/07/10メディア: 文庫この商品を含むブログ (8件) を見る 現代アメリカのハードボイルド文学を代表する作家の処女長編。アメリカ…

CodeIQ「スロット・マシン」問題の提出コード晒し。

難易度高めだったという噂の問題。実際難しかったと思います。個人的には期待値がおそろしく苦手なので、余計に大変でした。ですがなんとか回答できたので、そのコードをここにさらしておきます。 使用言語はRuby。1回目の提出で無事合格でした。 今回は問題…

北方謙三『弔鐘はるかなり』読了。

弔鐘はるかなり (集英社文庫)作者: 北方謙三出版社/メーカー: 集英社発売日: 1985/02メディア: ペーパーバック購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログ (4件) を見る 北方謙三というとハードボイルド作家、あるいは歴史作家というイメージがありますが…

生島治郎『追いつめる』読了。

追いつめる (中公文庫 A 23)作者: 生島治郎出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 1974/03/10メディア: 文庫この商品を含むブログを見る 日本のハードボイルドのエポックメイキング的作品のひとつ。 Amazonを見る限り、いろいろな出版社から出版されているよ…

CodeIQ「カット・アンド・スクエア」に参加しました。

「カット・アンド・スクエア」問題 | CodeIQ 就職活動が落ち着いてきたとはいえ、まだばたばたはしているので、簡単にまとめておきます。正直なところ、いろいろ書かねばならないほどのことはしていませんし。あとは「8月序盤で就活落ち着いちゃまずいでしょ…

エラリー・クイーン『九尾の猫』読了。

九尾の猫 (ハヤカワ・ミステリ文庫 2-18)作者: エラリイ・クイーン,大庭忠男出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1978/07メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (40件) を見る 後期クイーンを代表する作品のひとつ。残念ながら文庫本は絶…

トマス・ハリス『羊たちの沈黙』読了。

羊たちの沈黙 (新潮文庫)作者: トマスハリス,菊池光出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1989/09メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 99回この商品を含むブログ (118件) を見る サイコホラーの傑作小説。映画版も有名ですね(見たことないけど)。 羊たちの沈黙 [Bl…

森詠『横浜狼犬』読了。

横浜狼犬(ハウンドドッグ) (光文社文庫)作者: 森詠出版社/メーカー: 光文社発売日: 2002/02メディア: 文庫 クリック: 2回この商品を含むブログ (1件) を見る 前々から気になっていた「横浜狼犬(ハウンドウッド)シリーズ」。本作はその第1作目ですね。いろい…

Rubyにおける多重ループの回避方法と自己流の美学を語る。

最近はプログラミングコンテスト的なものを利用してプログラミングを勉強しているのですが、その際多重ループを書くことが頻繁にもとめられます。 (1..3).each do |i| (1..3).each do |j| p [i, j] end end 上の例などは典型的ですが、個人的な美学からする…

S.J.ローザン『冬そして夜』読了。

冬そして夜 (創元推理文庫)作者: S.J.ローザン,S.J. Rozan,直良和美出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2008/06メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 18回この商品を含むブログ (23件) を見る 解説(山崎まどか)によると ニューヨークのチャイナタウンで育った…

「標準入力から1行ずつ受け取って、配列に格納する」という処理を短く書きたい。

プログラミング・コンテスト的なものを解いていると、「標準入力から一行ずつ受け取り、配列に格納する」という処理を書くことがしばしば求められます。こういうとき、わたしは以下のように書いてきましたし、ごく一般的な方法であるとも思います。 lines = …

鮎川哲也『鍵孔のない扉』読了。

鍵孔のない扉―鬼貫警部事件簿 (光文社文庫)作者: 鮎川哲也出版社/メーカー: 光文社発売日: 2002/04メディア: 文庫この商品を含むブログ (2件) を見る 鮎川哲也を代表する「鬼貫警部シリーズ」のひとつ。文庫本は絶版ですが、電子書籍は手に入る模様。 鍵孔の…

「マージ」に関する個人的な誤解(超低レベル編)。

自分の恥をさらすと、ごくごく最近まで「マージ」を単に配列を前後に結合することだと思っていました……。 [1,2] + [3,4,5] => [1,2,3,4,5] このせいで「マージソート」なるものがさっぱり理解できず、ずいぶんと長い間学習を放棄していました……。個人的に再…

スタニスワフ・レム『ソラリスの陽のもとに』読了。

ソラリスの陽のもとに (ハヤカワ文庫 SF 237)作者: スタニスワフ・レム,飯田規和出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1977/04メディア: 文庫購入: 10人 クリック: 377回この商品を含むブログ (148件) を見る 熱心なファンの多い東欧SFの古典ですね。ちなみにわ…

CodeIQの「フィズ・バズ・エクストリーム」に参加しました。

冷静に見返してみると、反省点が山盛りですね……。ふだんいかに何も考えていないかがわかります。 「フィズ・バズ・エクストリーム」とは 「フィズバズ・エクストリーム」とはリクルートキャリア社が運営する――って、この手のことは以前に何度も書いたので、…

大藪春彦『復讐は俺の血で―初期短編集1』読了。

復讐は俺の血で―初期短編集1 (1982年) (角川文庫)作者: 大藪春彦出版社/メーカー: 角川書店発売日: 1982/11メディア: 文庫この商品を含むブログを見る 大藪春彦が1958-61年に発表した短編を集めたもの。収録作品は以下の通り。 「白い夏」 「雨の露地で」 「…

Paolo Perrotta 『メタプログラミングRuby』を読んだ……といえるのかしら。

メタプログラミングRuby作者: Paolo Perrotta,角征典出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス発売日: 2010/08/28メディア: 大型本購入: 18人 クリック: 533回この商品を含むブログ (125件) を見る Rubyプログラマの中で非常に評価が高い『メタ…

加賀美雅之『双月城の惨劇』読了。

双月城の惨劇 (光文社文庫)作者: 加賀美雅之出版社/メーカー: 光文社発売日: 2006/12/07メディア: 文庫 クリック: 8回この商品を含むブログ (5件) を見る 以前「若くして亡くなった」というニュースだけを耳にしており、以来気になっていた作家のひとり。今…

rubyでクイックソートを短く実装しましょう。

以前はユークリッドの互除法をわかりやすさを担保しつつ、できるだけ短く実装しました。 rubyでユークリッドの互除法を短く実装しよう。 - nekoTheShadow’s diary 今回は同じことをクイックソートでしてみようという記事になります。 そもそもクイックソート…

自分が得をして、相手が得をすればうれしいな。

<今週のお題「私がブログを始めたきっかけ」>←最近こればかりに力をいれているような気が……。「メインコンテンツ(?)たるプログラミングと書評に注力せねば」と思う今日この頃です。 わたしがブログを始めた理由は大きく分けてふたつ。まずは文章力の向上です…

大沢在昌・選『警察小説傑作短編集』読了。

警察小説傑作短篇集 (ランダムハウス講談社文庫)作者: 大沢在昌(選),日本ペンクラブ出版社/メーカー: 武田ランダムハウスジャパン発売日: 2009/07/10メディア: 文庫この商品を含むブログ (2件) を見る その名の通り警察小説(短編)のアンソロジーです。収録作…