nekoTheShadow’s diary

IT業界の片隅でひっそり生きるシステムエンジニアです(´・ω・`)

技術書

Rust入門にあたって読んだ2冊: 『Rustの練習帳』『コンセプトから理解するRust』

最近はRustの勉強をしています。世間で大流行しているし、新しい言語を勉強するのは好きだし、それぐらいのきっかけではじめたのですが、なかなかおもしろい言語だということで、マイブームになりつつあります。競技プログラミングの問題を解いたり、ちょっ…

年末年始に読んだ技術書: 『入門 モダンLinux』『単体テストの考え方/使い方』『単体テストの考え方/使い方』 『systemdの思想と機能』『作りながら学ぶ Webシステムの教科書』

年末年始やゴールデンウィークやお盆休みのような長期休暇には、まとまった時間がとれるということで、IT関係のお勉強をする習慣にしています。いつもは手を動かす系の技術書に取り組むことが多いのですが、よさげな本が見当たらなかったということで、2023…

『オブジェクト設計スタイルガイド』を読んだ

honto.jp 『オブジェクト設計スタイルガイド』という本を読んだので、簡単なレビューを残しておきます。 本書は「よりよいオブジェクト指向のコードを書くためのルールブック・ベストプラクティス集」です。よりよいコードというと、よく『リーダブルコード…

『プロになるためのSpring入門: ゼロからの開発力養成講座』を読んだ

honto.jp なかなかの良書に出会ってしまいましたので、ぜひ紹介したいです。 SpringはJavaの世界でデファクトスタンダードの位置にあり、利用者も多いフレームワークです。ただ、DI周りなど、ベースとなるコンセプト部分が結構難しいということもあって、表…

『プログラミング文体練習』を読んだ。

honto.jp X(旧Twitter)1のタイムラインで話題になっていたのと、宣伝されていた本書のコンセプトにびびびと来たので、買って読んでみました。 本書のコンセプトは「『高慢と偏見』を読み込んで、単語の出現回数をカウントし、多いものから25個出力する」とい…

『ゲームで学ぶ探索アルゴリズム実践入門~木探索とメタヒューリスティクス』を読んだ

honto.jp 競技プログラミングにはいろいろな形式があって、なかでも人気のあるもののひとつにヒューリスティックコンテストがあります。与えられた入力データに対してそのスコアの高さを競うもので、1週間から数か月という期間に何度もプログラムを改善・提…

『Go言語プログラミングエッセンス』を読んだ。

honto.jp 今年のゴールデンウィークはありがたいことにまとまった休みがとれたので、積読や読み止しになっていた技術書を片づけることにしました。本書もそんなうちの1冊。自分のTwitterのタイムラインで少し話題になっていたこともあり、自分でも読んでみま…

『 SQLクックブック 第2版: データベースエキスパート、データサイエンティストのための実践レシピ集』を読んだ

honto.jp 仕事でSQLで向き合う機会が減っていて、SQL力が落ちているなと感じているところに、休日の本屋散策で発見して購入。ブランクをとりつつ、すべての問題を自力で回答しました。気合いでやり切った感がありますが、正直なところ、まあまあという感じで…

大槻兼資『パズルで鍛えるアルゴリズム力』(技術評論社)を読んだ

パズルで鍛えるアルゴリズム力の電子書籍|新刊 - honto電子書籍ストアhonto.jp 今年のゴールデンウィークは10連休 (まあ実際にはそれほど休めませんでしたが…)。本来であればどこか遠出でもしたいところですが、まだまだコロナも暴れまわっている昨今、それ…

『Real World HTTP 第2版: 歴史とコードに学ぶインターネットとウェブ技術』を読んだ

honto.jp 何かよさげな技術書はないかしらと本屋を徘徊しているときにたまたま発見した本です。自分はSIer勤務のSEで、基本的にはJavaを利用したWebシステムの構築に携わっているのですが、HTTPについてはあまりよくわかっていないということで、ここらでち…

『手を動かしながら学ぶ TypeScript』を読んだ

honto.jp あけおめことよろ (遅) 社会人になって以来、盆暮れ正月のような長期休みは何か1冊技術書に取り組むことを習慣にしているのですが、2021年年末から2022年年始にかけて取り組んだのがこの本になります。 ちなみにこの本を選んだ理由としてはTypeScri…

『入門監視: モダンなモニタリングのためのデザインパターン』を読んだ

honto.jp 2か月ほど前に引っ越ししたのですが、その荷造り中に積読していたこの本を発見。読んでいない本をそのまま処分するのも忍びないので、新居に持ってきてしまいました。そういうわけで買った動機までは覚えていないのですが、おそらくTwitterかなにか…

『初めてのPerl 第7版』と『続・初めてのPerl 第2版』を読んで、Perlを学んだ

honto.jp honto.jp 自分はRubyからプログラミングをはじめたということもあって、そのRubyのご先祖様的存在であるPerlに前々から興味があったというのと、IT業界でオープン系のSEとしてキャリアを積む中では、Linuxであればデフォルトインストールされている…

増永良文『リレーショナルデータベース入門: データモデル・SQL・管理システム・NoSQL 第3版』(サイエンス社)を読んだ

honto.jp 参画しているシステム開発プロジェクトが大炎上しているということで、お客様へのお詫び&気を引き締めるという大号令のもと、緊急事態宣言にも関わらず、出社を強制されていました……。感染者数が1日あたり5000人を超えようかという東京23区の某ビル…

マークス・ウィナンド著・ 松浦隼人訳『SQLパフォーマンス詳解 』を読んだ

SQLパフォーマンス詳解作者:Markus WinandAmazon eh-career.com たしかこの記事を読んで、興味を持って、買った本です。自分は普段、本をhontoで買うのですが、本書の印刷版はamazon限定ということだそうで、覚えている限りではプロテインか何かを買うついで…

ジョー・セルコ著、ミック訳『SQLパズル 第2版 プログラミングが変わる書き方/考え方』を読んだ

honto.jp 年末年始やお盆休みやゴールデンウィークといった長期連休はまとまった時間がとりやすいということもあって、地元の関西に帰省しつつ、プログラミングや情報科学の分厚い本に取り組むようにしています。ただし今年のゴールデンウィークは3回目の緊…

ジョー・セルコ著、ミック訳『プログラマのためのSQL 第4版 すべてを知り尽くしたいあなたに』(翔泳社)を読んだ

honto.jp 前々から気にはなっていたものの、かなりの大ボリューム(大型本で全816ページ)ということで、なかなか手を出せないでいたのですが、このたび何とか読み終えることができました。読んでいた期間はだいたい2か月ぐらいでしょうか。といっても2か月間…

『問題解決力を鍛える!アルゴリズムとデータ構造』を読んだ

honto.jp 『問題解決力を鍛える!アルゴリズムとデータ構造』をようやく読み終わったのですが、とてもいい本だったので、読書感想文をブログに残しておきたいと思います。なおここでの読んだというのはまず全体を一読して、章末問題をすべて解いたという状態…

『Webで使えるmrubyシステムプログラミング入門』を読んだ

honto.jp mrubyについては存在だけ知っているという状態だったので、ちょっと知っておいたほうがよいかなーというのが本書を手に取った動機になります。一通り読んで、気になるところ(といいつつほとんど全部)を写経したのですが、とても勉強になる1冊だった…

『プログラミングElixir(第2版)』(オーム社)を読んだ

honto.jp 年末年始はまとまったお休みが取れるので、例年、コンピュータ関連の何か新しいことを学ぶ期間にしています。勉強したいことはいろいろあって悩んだのですが、12月の頭ごろにたまたま『プログラミングElixir 第2版』が出版されたことをたまたま発見…

中山嘉之『ITアーキテクチャのセオリー: システム構築の大前提』を読んだ

honto.jp 仕事で参加することになったプロジェクトがこの本の一部内容を取り入れているというので、とりあえず読むことに。自分はプログラマなので、アーキテクチャと聞くと、モジュールをどのようにデザインするかを想像するのですが、本書のターゲットはも…

azu、Suguru Inatomi『JavaScript Primer 迷わないための入門書』(アスキードワンゴ)を読んだ

JavaScript Primer 迷わないための入門書 (アスキードワンゴ)作者:azu,Suguru Inatomi発売日: 2020/06/10メディア: Kindle版 jsprimer.net 「今年のお盆休みはJavaScriptを勉強したいなー」なんて思い、手に取ったのが本書。Twitterのタイムラインで評判がよ…

桑原聖仁『Riot.jsで簡単Webアプリ開発』(シーアンドアール研究所) を読んだ

Riot.jsで簡単Webアプリ開発作者:桑原聖仁発売日: 2020/06/23メディア: Kindle版 Riot.jsにはまえまえから関心を持っていたのですが、日本語の入門書を見かけたので、写経しつつ読みました。入門書としてとてもよい本だったと思います。内容としては、簡単な…

『みんなのJava - OpenJDKから始まる大変革期!』を読んだ。

みんなのJava OpenJDKから始まる大変革期!作者:きしだ なおき,吉田 真也,山田 貴裕,蓮沼 賢志,阪田 浩一,前多 賢太郎発売日: 2020/03/13メディア: 単行本(ソフトカバー) gihyo.jp 自分のTwittterのタイムラインで話題になっていたので読みました。ミーハー…

2019/2020の年末年始に取り組んだ技術書1冊 + 読んだ技術書4冊 + 読んだ本1冊

年末年始というのはまとまった時間がとりやすい期間ということもあり、例年、技術書に取り組んだり、読んだりするようにしています。「鉄は早いうちに打て」ではありませんが、2019/2020の年末年始に取り組んだ本について、レビューというかメモ書きのような…

『Oracleの基本: データベース入門から設計/運用の初歩まで 』(技術評論社)

Oracleの基本 ~データベース入門から設計/運用の初歩まで作者: 渡部亮太,相川潔,日比野峻佑,岡野平八郎,宮川大地,株式会社コーソル出版社/メーカー: 技術評論社発売日: 2017/09/22メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (1件) を見る Oracle…

曽根壮大『失敗から学ぶRDBの正しい歩き方』(技術評論社) を読んだ。

失敗から学ぶRDBの正しい歩き方 (Software Design plus)作者: 曽根壮大出版社/メーカー: 技術評論社発売日: 2019/03/06メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る Twitterのタイムラインで話題になっていたので読みました(ミーハー)が、と…

『エンジニアリング組織論への招待: 不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリング』を読んだ。

エンジニアリング組織論への招待 ~不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリング作者: 広木大地出版社/メーカー: 技術評論社発売日: 2018/02/22メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (2件) を見る 「エンジニアリング組織論の招待」とい…

細川義洋『なぜ、システム開発は必ずモメるのか?: 49のトラブルから学ぶプロジェクト管理術』(日本実業出版社)

なぜ、システム開発は必ずモメるのか?作者: 細川義洋出版社/メーカー: 日本実業出版社発売日: 2013/09/27メディア: 単行本この商品を含むブログ (9件) を見る 「どのようにしてプロジェクトをうまく進めるのか」に関する手法やメソトロジーは世間にさまざま…

Joshua Bloch『Effective Java 第3版』(丸善出版)を読んだ。

Effective Java 第3版作者: Joshua Bloch,柴田芳樹出版社/メーカー: 丸善出版発売日: 2018/10/30メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (2件) を見る Javaプログラマの必携書として名高い『Effective Java』の新版である第3版の日本語訳が発…