nekoTheShadow’s diary

IT業界の片隅でひっそり生きるシステムエンジニアです(´・ω・`)

もうすぐ自主休職が明ける

2024/03/18~の2週間、自主休職をしていました。というか、今日(2024/03/28)時点でその真っ最中です。自主休職とはなんぞやという話ですが、これはわたしの造語で、とどのつまり2週間連続して有給休暇をとったということです。休職というと病気を理由に長期に業務から離れるというイメージがあって、自分の場合、制度は違えど、それに近い感じで2週間有給を使用したので、この期間を自主休職と勝手に名付けました。

自主休職にいたった理由はずばり精神的疲労です。仕事に対する熱意がわかず、成果物の品質は下がり、なお悪いことはそれを改めようという気すら出てこない。一応クライアントワークということもあり、この状態ではお客さまに迷惑がかかるというのと、何よりこの状態が続くと自分が壊れかねないということから、とにかく休もうと決断。ラインマネージャ・プロジェクトマネージャ了承のうえで、2週間の自主休職となりました (有給休暇は労働者の権利とはいえ、事前に相談と調整はしました)


自主休職をしてみての感想ですが、めちゃくちゃよかったです。かなりの気持ちのリフレッシュになりました。何より、明日の仕事のことを考えず、夜眠りにつけるのはほんとうにうれしかったし、気分爽快でした。自主休職明けの仕事が楽しみ――なんてことは、まったくないのですが、ちょっとはパフォーマンスがあがるのでは? と期待しております。

なお、自主休職中はひとり暮らしのアパートでたまっていた家事や掃除を片づけたあと、大阪の実家へ帰省。家事手伝いをしつつ、プログラミングの勉強をしたり、ジムで筋トレしたりと、まさに骨休めをしていました。ここで読んだ技術書については後日読書メモをブログに残したいと思います。また、いつも通っている神奈川のジムはPrecor製のマシンしかないのですが、実家の近くのジムはHAMMER STRENGTH中心で、そっち方面でも普段と違う新しい刺激を味わえました。


ところで、なぜ自主休職が必要なほど、精神的に疲れ果ててしまったのか?

第一は今のプロジェクトに対して、あまりにもモチベーションがわかないから。とあるシステム開発プロジェクトで、こまごまとしたドキュメントを作るのがいまのわたしの仕事です。どちらかというと、プログラムやコードをいじるほうが好みの自分にとって、エクセル・パワポで資料を作るだけということ自体、超つまらないですし、そもそも誰が読むのかわからないということで、作る資料の必要性について、腹落ちできていないというのもやる気がそがれる原因です。

そもそもプロジェクトの方針にも不満があって、守秘義務があるので詳細は控えますが、新システムだDXだとうたっているわりに採用した技術はロートル中のロートル。システムスコープも政治的な都合で削りに削られ、「せっかく新システムを作るのだから、こういう悩みを解決したい。こういう新機能を盛り込みたい」というユーザの要望にはまったくこたえられていません。開発して誰がうれしいんだ、このシステム? クライアント側のシステム部門はもちろん、なにより実ユーザがまったく納得していないもの。これを何年もかけて開発するんだぜ。それはそれは精神にこたえるというものです。

あと、会社と自分の方向性があわないというのも悩みの種だったりします。自分はどちらかといえば技術屋寄りですが。会社としてはコンサルワーク・プロマネワークを伸ばしていきたいという思惑があります。昨今はDXバブルで、システム投資熱が高い中、限られた人員をより高単価な上流工程に割きたいという会社の意図はよく理解できます。いっぽう、その方向性のもと、自分のような技術系のロールは冷遇ないし、追い出していく流れがあります。つまり、この会社にいても、やりたい仕事はまずできないし、それどころか冷や飯を食わされるだけと思うと、目の前の仕事にやる気がでなくて当然というわけです。


話は大脱線しますが、この記事をもって、ブログのデザインテーマを変えることにしました。

これまで使っていたテーマ

blog.hatena.ne.jp

これから使うテーマ

blog.hatena.ne.jp

これもリフレッシュの一環(´・ω・`)