nekoTheShadow’s diary

IT業界の片隅でひっそり生きるシステムエンジニアです(´・ω・`)

あこがれのパンダエクスプレスを食べてきました

パンダエクスプレスアメリカ最大のアメリカン・チャイニーズのレストランチェーンです。アメリカン・チャイニーズとはその名前の通り、アメリカ風の中華料理、アメリカナイズされた中華料理のことですね。アメリカの映画やドラマを見ていると、謎の赤い箱に入った中華料理を食べているシーンを見かけることがありますが、あれがまさしくアメリカン・チャイニーズであり、そしてあの赤い箱の元ネタがパンダエクスプレスです。

まえまえからアメリカン・チャイニーズならびにパンダエクスプレスのことは知っていて「いつか食べてみたいなー、とはいえアメリカやメキシコに行く機会なんてなかなかないなー」とちょっとあこがれていたのですが、先日ネットサーフィンをしていると、パンダエクスプレスが日本に上陸していて、結構近所であることを発見。新型コロナ騒ぎも収まってきたので食べに行ってみました (ただ患者数が増えてきていて、いつ緊急事態宣言&自粛が再開もおかしくない…)

食べに行ったのはパンダエクスプレス川崎ラゾーナ店。川崎ラゾーナはJR川崎駅の駅ビルで、パンダエクスプレスはその1階のフードコートの1テナントとして出店しています。

注文方法はまずベースと呼ばれる主食系を1品チョイス。これはハーフアンドハーフにもできます。そしてメインと呼ばれるおかず系を1-3品注文します(値段によって注文できる品数が変わる)。あとはドリンクやサイドメニューを注文してお会計ですね。通常のレストランでは注文を受けてから調理を開始しますが、パンダエクスプレスの面白いのは、料理は作り置きで、注文を受けた店員さんはあの赤い箱に盛るだけ。ちなみに作り置きされている料理はガラスケース越しに見ることができます。百貨店に出店しているような、ちょっとお高めの総菜屋さんみたいな感じですね。

今回わたしはベースとして、チャオメンフライドライスのハーフアンドハーフを選びました。フライドライスはその名前からわかる通りチャーハンですね。チャオメンは焼きそばですが、麺をすする文化のないアメリカ人向けに麺はかなり短く、キャベツがたっぷり入っています。麺料理というよりは野菜炒めに近いかな? メインはいうまでもなくオレンジチキン。オレンジチキンはパンダエクスプレスの代名詞のような料理で、これを食べてみたかったんですよね。

さて注文をすると、こんな感じのものがもらえます。アメリカの映画で見たやつや! しかしこれでは肝心の料理がわからないですね…。正直にいうと写真を撮り忘れていたのでした(´・ω・`)

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味はというと、まずベースのチャオメンとフライドライスについては、かなり薄味。日本の中華料理店で出てくるような中華焼きそばやチャーハンはそれだけあれば他に料理がなくても食事としてはOKですが、チャオメンとフライドライスは食パンや白ご飯の代わりといった感じですが、これはこれでおいしかったですよ。その代わりメインは味濃いめに作られていました。オレンジチキンは甘め強めの甘酢を絡めた唐揚げといった感じで、オレンジの風味も相まって、非常においしくいただきました。

パンダエクスプレスやアメリカンチャイニーズが日本においてはやるかどうかはちょっとわかりません。おいしいことはおいしいのですが、日本の中華料理とは全く別物でした。個人的にはアメリカに土着した中華料理を食べることにより異国情緒が味わえて楽しかったのですが、定期的に食べたいかといわれるとちょっと言葉に詰まる自分もいます。日本には日本ならではの中華料理の伝統があるわけで、それを押しのけて日本に定着するかどうかはちょっと微妙ですね。パンダのイラストや赤い箱はかわいいので、インスタ映え的なやつきっかけで流行る可能性はあるかも…。

おまけ: ラゾーナ川崎のフードコートコーナー入口にあるパンダエクスプレスを紹介した展示です。わたしの写真や説明より100倍わかりやすいですね(´・ω・`)

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