nekoTheShadow’s diary

IT業界の片隅でひっそり生きるシステムエンジニアです(´・ω・`)

Qiitaのバックアップを取得して、ついでに公開しちゃうサイト

最近は仕事のストレスが超やばく、不眠症気味です(´・ω・`) ただ眠れないときに無理に寝ようと布団にもぐると、布団=起きている場所というように身体が覚えてしまうそうなので、むしろ眠れないときには布団に入らず起きていたほうがいいとか。そういう眠れない夜を利用して、前々からやろうと思っていた「Qiitaのバックアップを取得して、ついでに公開しちゃうサイト」を作りました。

github.com

nekotheshadow.github.io

やっていることは単純で、Qiita APIを利用したスクリプトで自分の投稿記事・コメント・画像すべてを取得し、Hugoに適した形式に加工。あとはビルドして、Github Pagesで公開という流れをGithub Actionsを使って半分自動化しています。半分としたのは、Github Actionsのワークフローのキックを手動にしているから。なぜ手動なのかというと、ワークフローの手動実行を試してみたかったからで、大した意味はないです(´・ω・`) まあ定期実行するほどでもないので、手動でも問題ないかなーという感じ。

ちなみに、静的サイトジェネレータとしてHugoを使っているのは、自分が慣れているからというのもありますが、人気テーマであるBeautiful Hugoというやつを使ってみたかったからというのが実のところだったりします。

とりあえず現時点で記事の公開はできていますが、コメントの扱いをどうするかが課題として残っています。Qiitaのコメントは比較的質が高く、記事の補足になることもしばしばなので、バックアップサイト側の記事にも表示したいのですが、いかんせん自分が書いたものではないわけで、それを勝手にほかのサイトに移してよいのか悩ましいところです。あとはAbout Me的なページも作らないといけないですね。


Qiitaはやはりプログラマの情報サービスに特化しているということもあって、心理的にもUXUI的にも書きやすいし読みやすいんですよね。そういうわけで、ここ5年ぐらい、技術的なアウトプットのほとんどはQiitaに残してきて、自分の知識的な財産・キャリア的な財産になっていると感じています。

ただ、Qiitaというプロダクト自体はよいものでも、その運営自体がやや危なっかしいというのは事実で、最近ではユーザの同意なく、アクセスログを解析して、ユーザの趣味嗜好をさらしてしまう機能が追加され、大きな問題になったことがありました。昔、KobitoというQiita公式のマークダウンエディタがあって、わりと使いやすく、Qiitaとの連携ともしやすいということで、愛用していたのですが、ユーザへの発表なしにKobitoが廃止されてしまうという事件(?)があって、個人的には結構心に引っかかっていました。

要はQiita運営はサービス運営を突然やめてしまう可能性があるということです。虎の子Qiitaまでやめてしまうというのはさすがに考えにくいですが、仮にQiitaサービス終了なんてなった暁には記事という自分の財産が失われてしまうということです。こうなる前にバックアップを取っておきたいと思い幾星霜、ようやく実現することができました。

何らかのSaaSを利用するということは、便利である一方、それなりのリスクも抱えるということです。この記事を書いているHatena Blogだって、突然使えなくなって、記事のサルベージもできないなんてことはありうるわけです。そのあたりのリスクも考えながら、サービスを利用していきたいものですね。