nekoTheShadow’s diary

IT業界の片隅でひっそり生きるシステムエンジニアです(´・ω・`)

最近の読書メモ(小説編):『箱根山』『失われた世界』『時間に忘れられた国』『死の接吻』

最近は小説の読書量が減っています……。これはわたし個人だけかもしれませんが、仕事が忙しく残業続きで疲れていると、フィクションを読むのが体力的・気持ち的につらくなります。とはいえ全く読んでいないというわけでもないので、その数少ないうちからとり…

最近読んだノンフィクション(反社編): 『山口組三国志』『武闘派』『大阪府警暴力団担当刑事』

読書とその記録・感想をブログに残すことが趣味なのですが、その「読書記録をブログに残したい本」のリストを整理していたところ、反社会勢力(要は暴力団)をテーマにした本がいくつか見つかったので、まとめてブログ記事にすることに。というわけで、その手…

最近の読書記録(宗教編):『キリスト教史』『『ふしぎなキリスト教』と対話する』『ごまかさない仏教』『仏教思想のゼロポイント』

読書とその感想をブログに書き散らすだけが趣味なのですが、最近は仕事が忙しくてさぼりがち(´・ω・`) ただあまりにもさぼりすぎたせいか、ブログに読書メモとして残しておきたい本のリストがたまりにたまってきたので、まずは宗教関連についてリストを消化…

下佐粉昭『即戦力のDB2管理術:仕組みからわかる効率的管理のノウハウ』

即戦力のDB2管理術 ?仕組みからわかる効率的管理のノウハウ作者: 下佐粉昭出版社/メーカー: 技術評論社発売日: 2011/04/08メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 3人 クリック: 13回この商品を含むブログ (6件) を見る 少し前に炎上中のDb2保守案件にトラブ…

最近読んで面白かった新書: 『珈琲の世界史』『旧約聖書の謎』『アウグスティヌス』『観応の擾乱』『トラクターの世界史』

タイトル通り、最近読んで面白かった新書について、簡単な感想を書いておきます(´・ω・`) 旦部幸博『珈琲の世界史』 (講談社現代新書) 珈琲の世界史 (講談社現代新書)作者: 旦部幸博出版社/メーカー: 講談社発売日: 2017/10/18メディア: 新書この商品を含む…

最近読んだ漫画: 『いきのこれ! 社畜ちゃん(3)』『孤独のグルメ』『ポプテピピック』『テロルの系譜: 日本暗殺史』

ここ数か月で読んだ漫画のうち、とくにおもしろかった作品をピックアップします。ただわたしは基本的には漫画読みではない、要は「漫画音痴」なので、コメントは控えめにしておきます。頓珍漢なことを書いていたらごめんなさい(´・ω・`) ビタワン/結うき『…

Androidタブレットを買って、若者のPC離れが理解できた。

ファーウェイジャパン MediaPad T3 10.0/AGS-W09 MediaPad T3 10/Wi-Fi/53018602出版社/メーカー: HUAWEIメディア: Personal Computersこの商品を含むブログを見る タイトルにある通りAndroidタブレットを買いました。モデルはHUAWEI MediaPad T3 10。格安タ…

MacにすべきかThinkPadにすべきか

もうすぐ冬のボーナスの時期ですね。わたしは超絶ホワイトな大企業勤め(血涙)なので、そこそこの額のボーナスが支給されます。まとまった額のお金が舞い込んでくるとなると、頭をもたげてくるのが物欲。要するに「冬のボーナスで何か欲しいものがあるか?」と…

祖田修『鳥獣害: 動物たちと、どう向きあうか 』(岩波新書)

鳥獣害――動物たちと、どう向きあうか (岩波新書)作者: 祖田修出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2016/08/20メディア: 新書この商品を含むブログ (1件) を見る 本書のよいところ&面白いところは、鳥獣害やそれに対する対策の単なる事例集に終わっていないこと…

『UNIXプログラミング環境』(2017-09-16のCodeIQ感謝祭の「ドワンゴからの挑戦状」でもらった本)

"CodeIQ"というウェブサービスをご存じでしょうか? 日本社会で働くプログラマの中では知名度があると思うが、知らな人のために簡単に解説しておくと――CodeIQとは「コード転職サイト」であり、定期的に出題されるプログラミング問題に解答しておくと、その内…

細川義洋『プロジェクトの失敗はだれのせい?: 紛争解決特別法務室"トッポー"中林麻衣の事件簿 』(技術評論社)

プロジェクトの失敗はだれのせい? ~紛争解決特別法務室“トッポ―"中林麻衣の事件簿作者: 細川義洋出版社/メーカー: 技術評論社発売日: 2016/02/26メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (1件) を見る 本書のテーマは「受託システム開発が失敗…

最近読んだノンフィクション3冊: 『食肉の帝王』『ザ・粉飾: 暗闘オリンパス事件』『あの会社はこうしてつぶれた』

仕事が忙し杉内(´・ω・`) 仕事で使う技術書を読むだけで精一杯なのですが、そんな中でも一般書を読んではいます。そこで最近読んだ技術書以外の本のうち、とりわけ面白かったノンフィクションジャンルの作品を紹介します。 溝口敦『食肉の帝王』(講談社+α文…

松浦智之『すべてのUNIXで20年動くプログラムはどう書くべきか:デプロイ・保守に苦しむエンジニア達へ贈る[シェルスクリプトレシピ集]』(シーアンドアール研究所)

すべてのUNIXで20年動くプログラムはどう書くべきか デプロイ・保守に苦しむエンジニア達へ贈る[シェルスクリプトレシピ集]作者: 松浦智之,USP研究所出版社/メーカー: シーアンドアール研究所発売日: 2015/07/25メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品…

最近読んだ小説: 『悦ちゃん』『最高殊勲夫人』

ここ最近は仕事が忙しい(´・ω・`) 単に忙しいだけならまだよいのですが、その仕事内容が理不尽というか非合理的というか馬鹿馬鹿しいというか、とにかくストレスフルな仕事が多く、精神的に疲弊気味。わたしだけかもしれませんが、そういう状態だとフィクシ…

ここ1ヶ月ぐらいで読んだ宗教関連書3冊: 『イエスという男』『聖書考古学』『イスラーム神学』

盆休みがもらえたため、日本的慣習に従い実家のある大阪へと帰省したのですが、やることといえば墓参りと多少の行政手続きぐらいで、意外と暇を持て余しがち(´・ω・`) そういうわけで(?)、ここ1ヶ月ぐらいで読んだ宗教関連書のうち、興味深いと感じられた3…

結城浩『Java言語で学ぶリファクタリング入門』(ソフトバンク クリエイティブ)

Java言語で学ぶリファクタリング入門作者: 結城浩出版社/メーカー: ソフトバンク クリエイティブ発売日: 2007/01/27メディア: 大型本購入: 12人 クリック: 189回この商品を含むブログ (110件) を見る 免許更新の待ち時間に読みました。待ち時間が長すぎる(´…

渡辺修司『JUnit実践入門 ~体系的に学ぶユニットテストの技法 』(技術評論社)

JUnit実践入門 ~体系的に学ぶユニットテストの技法 (WEB+DB PRESS plus)作者: 渡辺修司出版社/メーカー: 技術評論社発売日: 2012/11/21メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 14人 クリック: 273回この商品を含むブログ (69件) を見る Javaのテスティングツ…

青木峰郎『10年戦えるデータ分析入門: SQLを武器にデータ活用時代を生き抜く』(SBクリエイティブ)

10年戦えるデータ分析入門 SQLを武器にデータ活用時代を生き抜く (Informatics &IDEA)作者: 青木峰郎出版社/メーカー: SBクリエイティブ発売日: 2015/06/30メディア: 単行本この商品を含むブログ (6件) を見る 本書のスタンスは「分析のためのSQL」。つまり…

増田亨『現場で役立つシステム設計の原則: 変更を楽で安全にするオブジェクト指向の実践技法』(技術評論社)

現場で役立つシステム設計の原則 ~変更を楽で安全にするオブジェクト指向の実践技法作者: 増田亨出版社/メーカー: 技術評論社発売日: 2017/07/05メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る 勉強不足で申し訳ないのだが、本書の筆者はDDD、…

安岡孝一・安岡素子『キーボード配列QWERTYの謎』(NTT出版)

キーボード配列QWERTYの謎作者: 安岡孝一,安岡素子出版社/メーカー: NTT出版発売日: 2008/03/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 430回この商品を含むブログ (51件) を見る たいへん興味深く、通勤途中の電車で読み切ってしまいました。巻を措く能わずと…

「仕事が忙しくてつらい」からはじまる、とりとめもない雑談

最近は仕事が忙しくてつらい(´・ω・`) 仕事自体もつらいが、仕事が忙しいと、仕事の外で勉強ができなくなってしまう。それがつらい。「プログラマは業務外で勉強せねばならない」という面もあるのだが、それよりも趣味=プログラミングの時間が削られてしまう…

山田祥寛『改訂新版JavaScript本格入門: モダンスタイルによる基礎から現場での応用まで』(技術評論社)

改訂新版JavaScript本格入門 ~モダンスタイルによる基礎から現場での応用まで作者: 山田祥寛出版社/メーカー: 技術評論社発売日: 2016/09/30メディア: 大型本この商品を含むブログを見る 最近はJavaScriptを書く機会が多い――というより書かされる機会が多い…

J.D.ヴァンス『ヒルビリー・エレジー: アメリカの繁栄から取り残された白人たち』(光文社)

ヒルビリー・エレジー アメリカの繁栄から取り残された白人たち作者: J.D.ヴァンス,関根光宏,山田文出版社/メーカー: 光文社発売日: 2017/03/15メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (1件) を見る 教育科学政治経済などなど、あらゆる分野…

Mike Gancarz『UNIXという考え方: その設計思想と哲学』(オーム社)

UNIXという考え方―その設計思想と哲学作者: Mike Gancarz,芳尾桂出版社/メーカー: オーム社発売日: 2001/02/01メディア: 単行本購入: 40人 クリック: 498回この商品を含むブログ (143件) を見る ソフトウェアを語るとき、その「思想」が取り上げられる時があ…

来住英俊『キリスト教は役に立つか』(新潮選書)

キリスト教は役に立つか (新潮選書)作者: 来住英俊出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2017/04/27メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (1件) を見る 目から鱗の啓蒙書――というと、えらく安っぽくなりますが、しかし事実なのだから仕方がない。…

最近読んだ海外小説: 『細い線』『あしながおじさん』『カクテル・ウェイトレス』

最近はいろいろな意味でストレスフルな仕事が続いており、読書意欲、とりわけ小説ジャンルに対する意欲が落ちていました。夏バテで食欲が落ちるようなものでしょうか。小説を読むには精神的な余裕がいるということを実感させられる毎日です。転職したい(´・ω…

最近読んだ、キリスト教にかかわる小説(+α)

記事タイトルにあるとおり、ここ最近は偶然にもキリスト教がモチーフになった小説を続けて読んだので、その感想を書き散らしておきます。なお紹介する本の一覧は次の通りです。 遠藤周作『沈黙』(新潮文庫) グレアム・グリーン『権力と栄光』(ハヤカワepi文…

湊川あい(著)/DQNEO(監修)『わかばちゃんと学ぶ Git使い方入門』

わかばちゃんと学ぶ Git使い方入門〈GitHub、Bitbucket、SourceTree〉作者: 湊川あい,DQNEO出版社/メーカー: シーアンドアール研究所発売日: 2017/04/21メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (2件) を見る SVNな開発現場からのレポートです…

矢野啓介『プログラマのための文字コード技術入門』(技術評論社)

プログラマのための文字コード技術入門 (WEB+DB PRESS plus) (WEB+DB PRESS plusシリーズ)作者: 矢野啓介出版社/メーカー: 技術評論社発売日: 2010/02/18メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 34人 クリック: 578回この商品を含むブログ (130件) を見る 日…

『Java本格入門: モダンスタイルによる基礎からオブジェクト指向・実用ライブラリまで』(技術評論社)を読んだ。

Java本格入門 ?モダンスタイルによる基礎からオブジェクト指向・実用ライブラリまで作者: 谷本心,阪本雄一郎,岡田拓也,秋葉誠,村田賢一郎出版社/メーカー: 技術評論社発売日: 2017/04/18メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る ネット上で好意的な書…