ここ数か月で読んだ漫画のうち、とくにおもしろかった作品をピックアップします。ただわたしは基本的には漫画読みではない、要は「漫画音痴」なので、コメントは控えめにしておきます。頓珍漢なことを書いていたらごめんなさい(´・ω・`)
ビタワン/結うき『いきのこれ! 社畜ちゃん(3)』(電撃コミックスNEXT)
- 作者: 結うき。,ビタワン
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2017/11/25
- メディア: コミック
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1-2巻が面白かったので続きを購入。感想としては――かわいい(´・ω・`) わたしもこんなシステム開発会社で働きたい(´・ω・`) なおわたしは「後輩ちゃん」が好きです(´・ω・`)
久住昌之/谷口ジロー『孤独のグルメ【新装版】』『孤独のグルメ2』(扶桑社)
- 作者: 久住昌之,谷口ジロー
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2008/04/22
- メディア: コミック
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- 作者: 久住昌之,谷口ジロー
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2015/09/27
- メディア: 単行本
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いわずと知れたグルメ漫画の名作ですね。ドラマ版で近所の焼き肉屋が紹介されたことがあるらしく、一時期大変にぎわっていたことを覚えています。インターネットミームとしてもよく見かけるので、買って読むことに。
名作ですし、書き出していたらきりがないので、わざわざ講釈するつもりはありませんが、たいへん面白かった。個人的にもっとも共感したのは、主人公が下戸で居酒屋に入ることに躊躇しまくるところ。わたしも下戸のくせに、たとえば居酒屋で供されるような焼き鳥やおつまみが好きなので、本当はいくらでも食べたいのだが、酒を飲まない手前躊躇してしまう。あるいはライスがメニューにないと、わかっていてもがっかりしてしまう。そういう「あるある」も楽しめる作品でした。
大川ぶくぶ『ポプテピピック』『ポプテピピック SECOND SEASON』(バンブーコミックス WINセレクション)
ポプテピピック SECOND SEASON (バンブーコミックス WINセレクション)
- 作者: 大川ぶくぶ
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2017/06/07
- メディア: コミック
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ポプテピピック (バンブーコミックス WIN SELECTION)
- 作者: 大川ぶくぶ
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2015/12/07
- メディア: コミック
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面白かったけどコメントしづらい(´・ω・`) 深夜に夜更かしをして意味不明なテンションになっている際に読むとよいでしょう(適当)。
かわぐちかいじ『テロルの系譜: 日本暗殺史』(ちくま文庫)
- 作者: かわぐちかいじ
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2002/07
- メディア: 文庫
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うってかわって超まじめ(´・ω・`) 戦前のテロをモチーフにした短編集です。現代社会においてテロリズムと聞くとイスラーム過激派が思い浮かびがちですが、戦前においては政治テロが中心であり、また左翼よりは右翼が多くテロを実行しています(左翼=共産主義は弾圧されており、派手に動けなかった)。
本作に描かれるテロは悲劇的でありながら、きわめてヒロイックです。政治としての民主主義、文化としての民主主義が根付いた現代日本において、テロリズムは容認されません。その一方、社会や制度の矛盾について思いつめすぎた結果、自らと相手の生を賭そうとする行為は自己犠牲的で「美しいもの」であることを思い知りました。