- 作者: Bill Burke,arton,菅野良二
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2010/08/23
- メディア: 大型本
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本書はいわゆるJAX-RSに関する入門書になります。以前にこのJAX-RSを多用したパッケージ製品のアドオン開発に携わる――かもしれないという機会があり、その準備として手に取った次第です(ちなみにその案件は逃した)。
そもそもJAX-RSという仕様の存在自体知りませんでした(´・ω・`) 社会人になって以来、ずっとJavaプログラマをやっているのですが(´・ω・`) 言い訳をすると、Restful APIをJavaで開発するという機会はあったものの、そのすべてでSpringや自社フレームワーク(怒)を利用しており、JAX-RSに実践として触れる機会がありませんでした。
勉強不足で申し訳ないのですが、しかしここまでの高機能がJavaに用意されているとは思いもよりませんでした。しかも高機能のわりにシンプルな作り(少なくともSpringやStrutsよりは黒魔術感は薄い)になっており、日本のSIerの現場、つまり技術力や向上心がかけた現場でも使いこなせそうなレベルです。フレームワークは確かに便利ではあるものの、標準で実現できるならば、それに越したことはありませんしね。