約1年前からいわゆるポートフォリオサイト的なものを公開しています。技術スタックはHugo + GitHub Pages。HugoはGo製の静的サイトジェネレータで、この組み合わせだとブログにすることが一般的だと思いますが、自分と同じようにポートフォリオサイトに利用しているケースもいくらかあるようです。
このポートフォリオサイトを更新したいとなったとき、いままでは手作業中心の手順になっていました。お手製の手順書があって、それ通りにやっていくと内容の更新&デプロイまで完了するというものだったのですが、手作業中心だとどうしても作業ミスが発生します。あとは単純に作業が多くめんどくさいということで、このたびGitHub Actionsによる更新作業の自動化を行いました。
元ネタが格納されたリポジトリ をローカルPCにgit clone
し、更新作業を実施。修正内容をmaster
ブランチにgit push
すると、GitHub Actionsが稼働して、元ネタのビルド→ポートフォリオ用リポジトリにビルド結果をgit push
を自動でやってくれるというものです。
更新作業のうち、ビルド&デプロイは定型作業だったので、ここが自動化できたということになります。内容を修正したら、あとはpush
するだけで、公開作業を自動で肩代わりしてくれるわけですから、とても楽。GitHub Actionsは初体験、そもそもGitHub自体、業務で利用したことがないようなロートル・システム・エンジニアなので、調べながらの構築作業で、少し時間がかかりましたが、やってよかったと思います。
GitHub Actionsですが、これははやりそうですね。自分はお堅いSIer勤務ですが、この業界でも使われそうな予感。何よりGitHub公式というのがいいですね。GitHubはMicrosoft傘下ですから、GitHub Actions = 実質Microsoft謹製なわけで、これにはお偉いさんもにっこり。またGitHub Actionsは実質的にはDockerらしく、起動時のOSを選ぶことができます。要するに、ツール特有のドメイン言語を覚えることなく、bashやPower Shellの知識が生かせるわけで、これにはSIerの開発者もにっこり。