nekoTheShadow’s diary

IT業界の片隅でひっそり生きるシステムエンジニアです(´・ω・`)

サプリメントは難しい

はじめに

長時間労働で高ストレスのわりには給料が安い職業ランキング8年連続首位(当社比)」を獲得したSI業界のシステムエンジニアを稼業としているということもあって、社会人になってからというもの、生活スタイルは不規則そのもの。くわえて、生来の運動嫌いということもあり、精神と肉体の健康はぼろぼろ。健康状態を向上したいとまでは言いません。維持したいというのもわがまま。せめてこれ以上健康を悪化させたくないという一心で、サプリメントを日常的に摂取するようにしています。

ただ、このサプリメントというのがかなり難しくて、たとえば、体によさそうなものを全部摂取するとなると、かえって肝臓に負担がかかるし、そもそもお財布によろしくない。サプリメントでおなか一杯、通常の食事をとらないと本末転倒。とくに自分は食べることがストレス解消の一環となっているということもあって、食事がまともにできなくなるのは避けたい。また、ここ数か月は出張によるホテル暮らしが続いています。つまりサプリメントを家においておくだけではなく、スーツケースにいれて持ち運ばねばならず、その持ち運べる量に限界がある以上、何を飲むのかはある程度厳選が必要になります。

そういう制約のもとで、自分にとってベストなサプリメントの組み合わせは何か? まだまだ探求の途中で、これといった正解が出せているわけではないのですが、今日時点で自分が飲んでいるもののなかかから、スタメン入りしたもの、スタメン入りさせるか悩んでいるものなどをつらつら書いておきたいと思います。

1軍入り

まずは肝臓水解物。ゼリア新薬ヘパリーゼが有名、というよりわたしが飲んでいるのもこれです(錠剤タイプ)。肝臓水解物はとりわけおすすめです。これを飲み始めてからというもの、明らかに疲れにくくなりました。食べることが好きということもあって、普段から肝臓に負荷がかかっているのかもしれません。ちなみにCMなどのイメージだと、ヘパリーゼ=酒飲み用・二日酔い用に思えますが、わたしはまったくの下戸です。要はアルコールにかかわらず、肝臓起因の健康不具合を持つ人全般にお勧めできると思います。

次にマルチビタミンミネラルですね。とりあえず全部取っておけの精神。いろいろなメーカから発売されていますが、個人的には亜鉛入りのものを使うようにしています。亜鉛が不足すると、味がわからなく傾向があって、食べること好きにはこれが結構なストレス。亜鉛単体で摂取してもよいのですが、せっかくサプリメントを飲むなら、それ以外のビタミンやミネラルもとったほうが良いだろうということで、全部入りのマルチビタミンミネラルを採用しています。

最後が防風通聖散。いわゆる漢方薬で、もっとも有名なのが小林製薬のナイシトールだと思います。ダイエット薬ですね。効き目についてはかなり個人差があるようで、ネット上でも賛否両論になっていますが、わたしの場合は飲みはじめて、確かに体脂肪率が下がっています。まあ運動できる時間と体力がある方はそっちのほうが良いと思います。ちなみに防風通聖散は飲むとかなりおなかが緩くなります。下痢しがちになるので、おなか方面が弱い方は気を付けたほうがよさそうです。

悩み中

悩み中の筆頭はギムネマ。シュガーバンやカロリミットという名前で販売されているやつです。その名前からわかる通り、炭水化物の吸収を阻害する・穏やかにするものなのですが、いかんせん効果があるのかがわからん。食事の前に飲む必要があって、これが意外におっくう。実は漢方薬防風通聖散も食前摂取ですが、これは推奨程度のもので、実際には食後に飲んでも問題ないそうです。要するに防風通聖散は食事前に飲み忘れてもリカバリーが利くのだが、ギムマネはだめ。値段的にはそれほど高いわけではないので、気休め程度に飲んでおくか、すっぱりやめてしまうか。悩みどころです。

次にアリナミンも悩み中のサプリメントです。目の疲れ・肩こり・腰痛は職業病みたいなところがあって、アリナミンはこれにずばり作用するのですが--効果があるのかないのかが結構微妙。疲れているときはアリナミンの錠剤より、栄養ドリンクなりエナジードリンクなりをぐっとあおったほうがよほど効果的、というか即効性があります。値段的にもそれほどお安くないので、常飲するよりは疲れや痛みがひどい場合に飲む運用のほうがよいかもしれません。

エビオス錠強力わかもとなど、ビール酵母系も当落線上にいるサプリメントです。これについては確かに効果は実感できています。ただ、ビール酵母系は一回に飲む量が多すぎる。手元にあるのは強力わかもとですが、これは1回9錠。これを1日3回です。しかも独特の風味があり、正直にいって飲みやすい類ではありません。いかにも健康食品といった感じ。とはいえ、胃腸に作用するものはひとつは飲んでおきたいという思いがあるので、ビオフェルミンやビオスリーのような乳酸菌系に切り替えていくかもしれません。

最後は亜鉛単体。先ほど亜鉛入りのマルチビタミンミネラルを飲んでいると書きましたが、亜鉛や銅だけのサプリメントも摂取しています。食品添加物亜鉛の吸収を阻害するらしく、コンビニ食中心の生活だと、多めにとっておいたほうがよさそうという判断から飲んでいるのですが、効果があるのかないのか微妙。多くのビタミンやミネラルと違って、亜鉛は過剰摂取厳禁。素人判断が難しいところなので、続けるかどうか悩んでいるわけです。

まとめ

やはり文字にしてみると、自分の思考がまとまっていきますね。当面の方針としては、1軍入りのサプリメントは飲み続けるとして、悩み中のもののうち、ギムネマと亜鉛は継続。アリナミンビール酵母はやめようと思います。かわりに乳酸菌系のサプリメントを投入して、胃腸の健康維持をはかっていこうかな。

とはいえ、それで正解なのかはわかりません。今後も自分の体調や環境と相談しながら、自分にとってのベストを探求していく必要がありそうです。長く果てしないサプリメント道は始まったばかり。