nekoTheShadow’s diary

IT業界の片隅でひっそり生きるシステムエンジニアです(´・ω・`)

「とじこもり」にとってこそ、雨は天敵である。

 <今週のお題「雨の日が楽しくなる方法」>。

 最近「今週のお題」にはまっています。何かを書くきっかけにはぴったり。文章力の向上もブログを書き始めた動機のひとつなので、ありがたいかぎりです。

 さて「雨の日が楽しくなる方法」とのことですが……

 そんなものはありません。

 基本「とじこもり」気質の*1のわたしですが、それでも雨はうっとおしい。いやむしろ……

 「とじこもり」にとってこそ、雨は天敵である

 ――といっても過言ではありません。

 「とじこもり」というと、単に外へ出たがらない人びとだと思われていますが、これは大間違い。実際は「自分の居場所を自由に決めたいという願望が強く、その欲望に従った結果、自分の家や部屋にいることが多い」人びとなのです。つまり外に出たいときはいつ何時だろうとすぐ外に出たいし、帰りたいときにはさっさと帰って布団に入りたい。

 こういうタイプの人間にとって、自由な外出を妨げる雨は不快そのものでしかありません。

 たとえば「家にできるだけ長くいたいが、コンビニに行く必要がある」としましょう。晴れの日であれば、自転車を使ってすぐ行って帰ってが可能になります。しかし雨だと、自転車は使えないか、使えても晴れの日以上に時間がかかってしまう。居場所の欲望に忠実で、それが達成されないことが何よりも苦痛な「とじこもり」にとって、これほどストレスがたまることはありません。

 部屋の中にいたいのではない。外が怖くて出られないのでもない。とにかく好きなときに好きなところにいたいだけだ。そんなわがままで面倒な「とじこもり」は、移動がより自由に、より便利になった時代の新人類なのかもしれません。

*1:もちろんここでいう「とじこもり」は「精神上の問題で家や部屋から出られない」ような、いわゆる「ひきこもり」ではなく、「休日はできる限り部屋の中で非活動的に過ごす」程度の意味です