nekoTheShadow’s diary

IT業界の片隅でひっそり生きるシステムエンジニアです(´・ω・`)

サプリメントは難しい

はじめに 「長時間労働で高ストレスのわりには給料が安い職業ランキング8年連続首位(当社比)」を獲得したSI業界のシステムエンジニアを稼業としているということもあって、社会人になってからというもの、生活スタイルは不規則そのもの。くわえて、生来の運…

ギターを買った

台風で家から出ることもできないので、ブログを書いています。ちなみにこの記事は次のブログの続きエントリになっています。 nekotheshadow.hatenablog.com ここ最近はFender Japanのテレキャスターを使っていたのですが、これがなかなかのぽんこつで、とに…

池上純平『完全SIer脱出マニュアル』を読んだ

完全SIer脱出マニュアル作者: 池上純平出版社/メーカー: シーアンドアール研究所発売日: 2019/06/22メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る ここ2か月ぐらいは出張&ホテル暮らしが続いていて、月曜日の午前中に出張先に新幹線で向かい…

ギターが壊れてしまった

ここ数年使っているFender Japanのテレキャスターが壊れてしまった。しょんぼり(´・ω・`) 具体的な故障の現象としては、プラグをつなぐと大音量のノイズが流れて、もちろん弾いた音は出ない。もともと買ったときから調子が悪く、音がでなくなることが頻繁に…

宇佐美典也 『パチンコ利権: 瀕死の業界に未来はあるのか?』(ワニブックス)を読んだ。

パチンコ利権 - 瀕死の業界に未来はあるのか? -作者: 宇佐美典也出版社/メーカー: ワニブックス発売日: 2019/02/27メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る 正直にいうと、何の気なしに手に取った本なのですが、意外に面白かったです(´…

『Oracleの基本: データベース入門から設計/運用の初歩まで 』(技術評論社)

Oracleの基本 ~データベース入門から設計/運用の初歩まで作者: 渡部亮太,相川潔,日比野峻佑,岡野平八郎,宮川大地,株式会社コーソル出版社/メーカー: 技術評論社発売日: 2017/09/22メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (1件) を見る Oracle…

柚月裕子『凶犬の眼』(角川書店)が面白かった

凶犬の眼 「孤狼の血」シリーズ (角川書店単行本)作者: 柚月裕子出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店発売日: 2018/03/30メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 少し前に読んだ『孤狼の血』が面白かったので、その続編である本作を読んだのですが、…

曽根壮大『失敗から学ぶRDBの正しい歩き方』(技術評論社) を読んだ。

失敗から学ぶRDBの正しい歩き方 (Software Design plus)作者: 曽根壮大出版社/メーカー: 技術評論社発売日: 2019/03/06メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る Twitterのタイムラインで話題になっていたので読みました(ミーハー)が、と…

『エンジニアリング組織論への招待: 不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリング』を読んだ。

エンジニアリング組織論への招待 ~不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリング作者: 広木大地出版社/メーカー: 技術評論社発売日: 2018/02/22メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (2件) を見る 「エンジニアリング組織論の招待」とい…

細川義洋『なぜ、システム開発は必ずモメるのか?: 49のトラブルから学ぶプロジェクト管理術』(日本実業出版社)

なぜ、システム開発は必ずモメるのか?作者: 細川義洋出版社/メーカー: 日本実業出版社発売日: 2013/09/27メディア: 単行本この商品を含むブログ (9件) を見る 「どのようにしてプロジェクトをうまく進めるのか」に関する手法やメソトロジーは世間にさまざま…

Scala挫折しそう

ここ数年、毎年新しい言語をひとつは学ぶという習慣を続けています。2018年はC#。コンパイラの出来がよいのか、雑に書いてもそこそこの性能が出るし、なによりLINQが書いていて気持ちいい。またLINQの存在を知ったあとで、JavaのStream APIをあらためて勉強…

Joshua Bloch『Effective Java 第3版』(丸善出版)を読んだ。

Effective Java 第3版作者: Joshua Bloch,柴田芳樹出版社/メーカー: 丸善出版発売日: 2018/10/30メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (2件) を見る Javaプログラマの必携書として名高い『Effective Java』の新版である第3版の日本語訳が発…

結城浩『Java言語で学ぶリファクタリング入門』を読んだ。

Java言語で学ぶリファクタリング入門作者: 結城浩出版社/メーカー: ソフトバンク クリエイティブ発売日: 2007/01/27メディア: 大型本購入: 12人 クリック: 189回この商品を含むブログ (110件) を見る タイトル通りなのですが、結城浩『Java言語で学ぶリファ…

転職活動をやめることにした。

9月の終わりごろから、SIer脱出(というより自社脱出)を目指して続けていた転職活動をやめることにした。なお再開時期は未定。はやくて年明けぐらいかしらん(´・ω・`) 今回の転職活動をやめるに至る最大の理由は「体を壊した」というもの。やめる理由の95%が…

『Javaプログラマーなら習得しておきたい Java SE 8 実践プログラミング』『JUnit実践入門: 体系的に学ぶユニットテストの技法』をそれぞれ読んだ

世間的にはJavaプログラマとして通っているものの、自分がメインで触れてきた環境=お仕事で触れてきた環境はJava7。プライベートではJava8以降の機能を利用してはいるものの、それは機能をつまみ食いする程度。体系だってJava8の機能を学んだことがなかった…

GitHubに草を生やしまくるスクリプト

現在絶賛転職活動中で、SIerからWeb系への転向も視野に入れているのですが、Web系ではGitHubの内容、なかでも通称"草"と呼ばれるcontribution履歴が重視されるようです。ということは--スクリプトなどでGitHubに草を生やしまくれば、あたかもスーパーハッカ…

ここ数か月で読んだ本に関する読書メモ

自分の趣味は読書で、読んだ本については簡単な読書メモを残し、とりわけ面白かった本についてはブログに掲載しているのだが、ここ数か月は高負荷のストレスがかかる仕事がつづいており、ブログ執筆が怠りがちでした(ブログはたいてい休日に書いているのだが…

竹中亨『ヴィルヘルム2世: ドイツ帝国と命運を共にした「国民皇帝」』(中公新書)

ヴィルヘルム2世 - ドイツ帝国と命運を共にした「国民皇帝」 (中公新書)作者: 竹中亨出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2018/05/18メディア: 新書この商品を含むブログ (4件) を見る 本書はヴィルヘルム2世の評伝である。評伝というと、ふつうは筆者の…

『増補改訂版 Java言語で学ぶデザインパターン入門 マルチスレッド編』を読んだ。

お盆休みというのはシステムエンジニア、もとい社畜にとってはまとまった時間がとれる貴重な機会。プログラマを稼業に据えて以来、まとまった休みには何かしらの習得に務めることが多いのですが、今回のお盆休みはマルチスレッドに目標を定め、自分が業務で…

山平重樹『闘いいまだ終わらず: 現代浪華遊侠伝・川口和秀』(幻冬舎アウトロー文庫)

闘いいまだ終わらず 現代浪華遊侠伝・川口和秀 (幻冬舎アウトロー文庫)作者: 山平重樹出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2016/06/10メディア: 文庫この商品を含むブログを見る お断り: 本作はいわゆる暴力団の組長を肯定的に描いた作品であり、実録という形を…

安高啓明『踏絵を踏んだキリシタン』(吉川弘文館)読了。

踏絵を踏んだキリシタン (歴史文化ライブラリー)作者: 安高啓明出版社/メーカー: 吉川弘文館発売日: 2018/06/18メディア: 単行本この商品を含むブログを見る 踏絵あるいは絵踏というと「強権的な江戸幕府が無知蒙昧な人民を支配すべく、人民の内心を踏みにじ…

ここ2-3か月の読書メモ。

マリオ・ルチアーノ 『ゴッドファーザーの血』 (双葉社) ゴッドファーザーの血作者: マリオ・ルチアーノ出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2018/04/25メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る 『ゴッド・ファーザー』のモデルになった人物…

北方謙三『草莽枯れ行く』(集英社文庫)を読んだ。

草莽枯れ行く (集英社文庫)作者: 北方謙三出版社/メーカー: 集英社発売日: 2002/05/01メディア: 文庫 クリック: 9回この商品を含むブログ (13件) を見る 本作の主人公は相楽総三で、一介の尊王攘夷志士に過ぎなかった青年期から偽官軍である赤報隊の隊長とし…

ジャン=バティスト・マレ『トマト缶の黒い真実』(太田出版)を読んだ。

トマト缶の黒い真実 (ヒストリカル・スタディーズ)作者: ジャン=バティスト・マレ,田中裕子出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2018/03/02メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (2件) を見る いまや日本の食卓にすら欠かせなくなりつつある…

藤井誠二『黙秘の壁: 名古屋・漫画喫茶女性従業員はなぜ死んだのか』(潮出版社)を読んだ。

黙秘の壁: 名古屋・漫画喫茶女性従業員はなぜ死んだのか作者: 藤井誠二出版社/メーカー: 潮出版社発売日: 2018/05/02メディア: 単行本この商品を含むブログを見る 黙秘権が被告人の権利であるということは中学高校の社会科レベルの常識であるが、加害者の権…

沢渡あまね『システムの問題地図 :「で、どこから変える?」使えないITに振り回される悲しき景色』(技術評論社)を読んだ。

システムの問題地図 ~「で、どこから変える?」使えないITに振り回される悲しき景色作者: 沢渡あまね,白井匠出版社/メーカー: 技術評論社発売日: 2018/02/17メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (1件) を見る もともとはCodeIQ Magazineで…

水谷竹秀『だから、居場所が欲しかった。 --バンコク、コールセンターで働く日本人』(集英社)

だから、居場所が欲しかった。 バンコク、コールセンターで働く日本人作者: 水谷竹秀出版社/メーカー: 集英社発売日: 2017/09/26メディア: 単行本この商品を含むブログを見る コールセンターというと、カスタマーサポートにはなくてはならない存在ではあるも…

安田峰俊『八九六四 :「天安門事件」は再び起きるか』(角川書店)

八九六四 「天安門事件」は再び起きるか作者: 安田峰俊出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2018/05/18メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る タイトルからもわかる通り、本書のメインテーマは天安門事件で、その当時に天安門事件に何らかのかか…

キャリアについて少しだけ考える

プロジェクトが火を噴きまくっていて、それを収めるのに2-3か月かかり、ようやく人間らしい生活を取り戻したと思ったらもう5月も終わりである。第1四半期の終わりも見えてきた段階で、マネージャとの面談がセッティングされてしまった。自分の年次的にいって…

読書メモ: GWに読んだ本

盆暮れ正月そしてGWは日本の社会人a.k.a.社畜にとっては唯一の休息であり、旅行に出かけたり趣味に没頭したりする人も多い中、個人的には実家でひたすらだらだらしながら本を読むと相場が決まっている。以下は自分流GWの過ごし方の中で読んだ本に関する読書…