nekoTheShadow’s diary

技術ブログとして始めたはずが、読書&愚痴ブログになりました(´・ω・`)

読書

ここ数か月で読んだ本に関する読書メモ

自分の趣味は読書で、読んだ本については簡単な読書メモを残し、とりわけ面白かった本についてはブログに掲載しているのだが、ここ数か月は高負荷のストレスがかかる仕事がつづいており、ブログ執筆が怠りがちでした(ブログはたいてい休日に書いているのだが…

竹中亨『ヴィルヘルム2世: ドイツ帝国と命運を共にした「国民皇帝」』(中公新書)

ヴィルヘルム2世 - ドイツ帝国と命運を共にした「国民皇帝」 (中公新書)作者: 竹中亨出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2018/05/18メディア: 新書この商品を含むブログ (4件) を見る 本書はヴィルヘルム2世の評伝である。評伝というと、ふつうは筆者の…

安高啓明『踏絵を踏んだキリシタン』(吉川弘文館)読了。

踏絵を踏んだキリシタン (歴史文化ライブラリー)作者: 安高啓明出版社/メーカー: 吉川弘文館発売日: 2018/06/18メディア: 単行本この商品を含むブログを見る 踏絵あるいは絵踏というと「強権的な江戸幕府が無知蒙昧な人民を支配すべく、人民の内心を踏みにじ…

ここ2-3か月の読書メモ。

マリオ・ルチアーノ 『ゴッドファーザーの血』 (双葉社) ゴッドファーザーの血作者: マリオ・ルチアーノ出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2018/04/25メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る 『ゴッド・ファーザー』のモデルになった人物…

北方謙三『草莽枯れ行く』(集英社文庫)を読んだ。

草莽枯れ行く (集英社文庫)作者: 北方謙三出版社/メーカー: 集英社発売日: 2002/05/01メディア: 文庫 クリック: 9回この商品を含むブログ (13件) を見る 本作の主人公は相楽総三で、一介の尊王攘夷志士に過ぎなかった青年期から偽官軍である赤報隊の隊長とし…

ジャン=バティスト・マレ『トマト缶の黒い真実』(太田出版)を読んだ。

トマト缶の黒い真実 (ヒストリカル・スタディーズ)作者: ジャン=バティスト・マレ,田中裕子出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2018/03/02メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (2件) を見る いまや日本の食卓にすら欠かせなくなりつつある…

藤井誠二『黙秘の壁: 名古屋・漫画喫茶女性従業員はなぜ死んだのか』(潮出版社)を読んだ。

黙秘の壁: 名古屋・漫画喫茶女性従業員はなぜ死んだのか作者: 藤井誠二出版社/メーカー: 潮出版社発売日: 2018/05/02メディア: 単行本この商品を含むブログを見る 黙秘権が被告人の権利であるということは中学高校の社会科レベルの常識であるが、加害者の権…

水谷竹秀『だから、居場所が欲しかった。 --バンコク、コールセンターで働く日本人』(集英社)

だから、居場所が欲しかった。 バンコク、コールセンターで働く日本人作者: 水谷竹秀出版社/メーカー: 集英社発売日: 2017/09/26メディア: 単行本この商品を含むブログを見る コールセンターというと、カスタマーサポートにはなくてはならない存在ではあるも…

読書メモ: GWに読んだ本

盆暮れ正月そしてGWは日本の社会人a.k.a.社畜にとっては唯一の休息であり、旅行に出かけたり趣味に没頭したりする人も多い中、個人的には実家でひたすらだらだらしながら本を読むと相場が決まっている。以下は自分流GWの過ごし方の中で読んだ本に関する読書…

ここ2-3か月の読書メモ: フィクション

本記事はこれの続きであると勝手に位置付けているのだが、内容的に連続する部分はまったくない。これは持論なのだが、フィクションはこころの余裕がないと楽しめないものと考えている。つらつらと述べられる事実をひたすら頭にしまいこんでいくノンフィクシ…

ここ2-3か月の読書メモ: 新書以外のノンフィクション

実質的にはこれの続きである。社会人になってそこそこ経ち、安月給ながらも自由になるお金が増えたのだが、まだまだ貧乏学生時代の性癖が抜けず、より安価な新書に手を伸ばしがち。ただそのなかでも新書以外の本も一応は読んでいるので、その読書メモをブロ…

ここ2-3か月の読書メモ: 新書編

趣味の読書の中で面白かった本、学びが大きかった本については読書メモをブログに残すことをこころがけているのだが、ここ最近は忙しくて読書メモをさぼりがち。しかし珍しくまとまった休みが取れた(要はGW)ので、ここ2-3か月で読んだ本のうち、とりわけ新書…

読書メモ: 『三島由紀夫と楯の会事件』『陰謀の日本中世史』『クー・クラックス・クラン』『山口組四代目 荒らぶる獅子』

ここ最近読んだノンフィクションや新書のうち、面白かったものの読書メモです(´・ω・`) 保阪正康『三島由紀夫と楯の会事件』(ちくま文庫) 三島由紀夫と楯の会事件 (ちくま文庫)作者: 保阪正康出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2018/01/11メディア: 文庫こ…

最近読んだ本: 『ガリバルディ』『黒い看護婦』『中核VS革マル』『ドキュメント 新右翼』

最近読んだ本のうち、フィクションでないものについて読書メモをさらしていきたいと思います(´・ω・`) 藤澤房俊『ガリバルディ: イタリア建国の英雄』(中公新書) ガリバルディ - イタリア建国の英雄 (中公新書)作者: 藤澤房俊出版社/メーカー: 中央公論新社…

最近読んだ翻訳小説: 『暗黒街の女』『ニューヨーク1954』『シスターズ・ブラザーズ』『秘密の花園』

最近読んだ小説のうち、翻訳小説について、いくつか読書メモをブログに残したいと思います(´・ω・`) ミーガン・アボット『暗黒街の女』(ハヤカワ・ミステリ) 暗黒街の女 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)作者: ミーガンアボット,漆原敦子出版社/メーカー: 早…

飯山陽『イスラム教の論理』(新潮新書)

イスラム教の論理 (新潮新書)作者: 飯山陽出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2018/02/15メディア: 新書この商品を含むブログを見る タイトルはちょっぴりそっけなさを感じる本書ですが、まずは各章のタイトルを眺めてみましょう――なかなかセンセーショナルな文…

読書メモ(宗教関係): 『失われた宗教を生きる人々』『講義ライブ だから仏教は面白い!』『剣と清貧のヨーロッパ』『トマス・アクィナス』『イスラームの歴史』

ここ2-3か月で読んだ宗教関係の本に関して、読書メモをさらしておきますね(´・ω・`) ジェラード・ラッセル 『失われた宗教を生きる人々』(亜紀書房) 失われた宗教を生きる人々 (亜紀書房翻訳ノンフィクションシリーズII―14)作者: ジェラード・ラッセル,青木…

最近読んだノンフィクション: 『ドキュメント 五代目山口組』『モンスター』『誘蛾灯』『浅草博徒一代』

ここ1-2か月で読んだノンフィクションのうち、面白かったものの感想をブログに書き残しておきたいと思います(´・ω・`) 溝口敦『ドキュメント 五代目山口組』(講談社+α文庫) ドキュメント 五代目山口組 (講談社+α文庫)作者: 溝口敦出版社/メーカー: 講談社発…

最近読んだ漫画の読書メモ:『漫画版 野武士のグルメ』『漫画版 野武士のグルメ 2』『ルードウィヒ・B』『いやされて 社畜女子のコミックアンソロジー』

これを書いている人は基本的には漫画読みではないのですが、たまには漫画を読みたくなることもあります。そこでここ数か月で読んだなかで、面白かったいくつかの作品について読書メモを公開します。ただ繰り返すようにわたしは漫画についてよい読者ではない…

浅山太一『内側から見る創価学会と公明党』(ディスカヴァー携書)

内側から見る 創価学会と公明党 (ディスカヴァー携書)作者: 浅山太一出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン発売日: 2017/12/14メディア: 新書この商品を含むブログ (1件) を見る 本書は創価学会と公明党の関係性を、どちらかといえば創価学会の…

最近の読書メモ(新書編):『ハプスブルク帝国』『応仁の乱』『『宗教国家アメリカのふしぎな論理』

もう年の瀬という事実を直視できない(涙)。とはいえ大量の読書メモを来年には持ち越したくないということで、とりわけ新書に限定して、読書メモをブログ記事にしておきたいと思います。供養みたいなものですね(´・ω・`) 岩崎周一『ハプスブルク帝国』 ハプス…

最近の読書メモ(小説編):『箱根山』『失われた世界』『時間に忘れられた国』『死の接吻』

最近は小説の読書量が減っています……。これはわたし個人だけかもしれませんが、仕事が忙しく残業続きで疲れていると、フィクションを読むのが体力的・気持ち的につらくなります。とはいえ全く読んでいないというわけでもないので、その数少ないうちからとり…

最近読んだノンフィクション(反社編): 『山口組三国志』『武闘派』『大阪府警暴力団担当刑事』

読書とその記録・感想をブログに残すことが趣味なのですが、その「読書記録をブログに残したい本」のリストを整理していたところ、反社会勢力(要は暴力団)をテーマにした本がいくつか見つかったので、まとめてブログ記事にすることに。というわけで、その手…

最近の読書記録(宗教編):『キリスト教史』『『ふしぎなキリスト教』と対話する』『ごまかさない仏教』『仏教思想のゼロポイント』

読書とその感想をブログに書き散らすだけが趣味なのですが、最近は仕事が忙しくてさぼりがち(´・ω・`) ただあまりにもさぼりすぎたせいか、ブログに読書メモとして残しておきたい本のリストがたまりにたまってきたので、まずは宗教関連についてリストを消化…

最近読んで面白かった新書: 『珈琲の世界史』『旧約聖書の謎』『アウグスティヌス』『観応の擾乱』『トラクターの世界史』

タイトル通り、最近読んで面白かった新書について、簡単な感想を書いておきます(´・ω・`) 旦部幸博『珈琲の世界史』 (講談社現代新書) 珈琲の世界史 (講談社現代新書)作者: 旦部幸博出版社/メーカー: 講談社発売日: 2017/10/18メディア: 新書この商品を含む…

最近読んだ漫画: 『いきのこれ! 社畜ちゃん(3)』『孤独のグルメ』『ポプテピピック』『テロルの系譜: 日本暗殺史』

ここ数か月で読んだ漫画のうち、とくにおもしろかった作品をピックアップします。ただわたしは基本的には漫画読みではない、要は「漫画音痴」なので、コメントは控えめにしておきます。頓珍漢なことを書いていたらごめんなさい(´・ω・`) ビタワン/結うき『…

祖田修『鳥獣害: 動物たちと、どう向きあうか 』(岩波新書)

鳥獣害――動物たちと、どう向きあうか (岩波新書)作者: 祖田修出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2016/08/20メディア: 新書この商品を含むブログ (1件) を見る 本書のよいところ&面白いところは、鳥獣害やそれに対する対策の単なる事例集に終わっていないこと…

最近読んだノンフィクション3冊: 『食肉の帝王』『ザ・粉飾: 暗闘オリンパス事件』『あの会社はこうしてつぶれた』

仕事が忙し杉内(´・ω・`) 仕事で使う技術書を読むだけで精一杯なのですが、そんな中でも一般書を読んではいます。そこで最近読んだ技術書以外の本のうち、とりわけ面白かったノンフィクションジャンルの作品を紹介します。 溝口敦『食肉の帝王』(講談社+α文…

最近読んだ小説: 『悦ちゃん』『最高殊勲夫人』

ここ最近は仕事が忙しい(´・ω・`) 単に忙しいだけならまだよいのですが、その仕事内容が理不尽というか非合理的というか馬鹿馬鹿しいというか、とにかくストレスフルな仕事が多く、精神的に疲弊気味。わたしだけかもしれませんが、そういう状態だとフィクシ…

ここ1ヶ月ぐらいで読んだ宗教関連書3冊: 『イエスという男』『聖書考古学』『イスラーム神学』

盆休みがもらえたため、日本的慣習に従い実家のある大阪へと帰省したのですが、やることといえば墓参りと多少の行政手続きぐらいで、意外と暇を持て余しがち(´・ω・`) そういうわけで(?)、ここ1ヶ月ぐらいで読んだ宗教関連書のうち、興味深いと感じられた3…